第 3 卦
水雷屯
水上雷下
卦辞
元亨,利贞。勿用有攸往,利建侯必要なものはそろっているのに、置き場所が決まっていない。旅は控え、散らかった仕切りを一人に任せる。
大象
雲と雷が集まり、雨はまだどこに落ちるか決めていない。降る前に糸をほどく。
六爻
下から上へ読む。動爻は本卦で一度、変卦でもう一度読む。
- 初九第 1 爻
磐桓,利居贞,利建侯
歩き出したばかりなのに動こうとして、足が石に引っかかる。まず立つ基盤を固めることが、先を急ぐより力を使うに値する。
- 六二第 2 爻
屯如邅如,乘马班如,匪寇婚媾,女子贞不字,十年乃字
物事が堂々巡りに遅れ、馬は途中で止まる。近づく者は奪いに来たのではなく結びつくために来たが、応じられる時はまだ来ていない。
- 六三第 3 爻
即鹿无虞,惟入于林中,君子几不如舍,往吝
案内もなく鹿を追い、ますます林の奥へ入る。ここで足を止めて引き返す方が、深入りを続けるより代償が少ない。
原文の断辞吝
- 六四第 4 爻
乘马班如,求婚媾,往,吉无不利
馬の上でためらい、ついにその結びつきを求める。この一歩を踏み出せば、道は開ける。
原文の断辞吉不利なし
- 九五第 5 爻
屯其膏;小贞吉,大贞凶
集めた利を分けずに抱えている。小さい範囲で保つならまだ維持できるが、広げるほど収めにくくなる。
原文の断辞吉凶
- 上六第 6 爻
乘马班如,泣血涟如
馬はその場で巡り、涙は血のように流れる。ここまで来れば退く道はなく、ただ止まっているしかない。
各爻が動いた先
一爻を反転させれば別の卦になる。その六つの行き先を並べた。