第 2 卦
坤為地
地上地下
卦辞
元亨。利牝马之贞。君子有攸往,先迷后得主。利西南得朋,东北丧朋。安贞,吉この卦は、すでに載せられたものを運ぶ。先頭に立つと道を外し、従えば道が見つかる。
大象
地表はどんな重さも文句を言わずに受ける。ここで要るのは才ではなく、受け止める容量。
六爻
下から上へ読む。動爻は本卦で一度、変卦でもう一度読む。
- 初六第 1 爻
履霜,坚冰至
足元に薄い霜が降りたのを感じたら、振り返る時だ。待つ代償は、氷が固まれば退路が閉ざされることにある。
- 六二第 2 爻
直方大,不习无不利
地盤を平らに、方正に、開いて敷けば、稽古を重ねずとも支えられる。余地は中心に留まり、見せかけを演じない者にある。
原文の断辞不利なし
- 六三第 3 爻
含章,可贞。或从王事,无成有终
才を衣の内に畳んで示さず、仕事はしても自分の名にしない。進退に窮する場面で、代償は記録に名が残らぬことだ。
- 六四第 4 爻
括囊,无咎无誉
袋の口を結ぶように言葉も動きも収め、主位に近い所に身を置く。この慎重さが買うのは、咎めも記憶もないことだ。
原文の断辞咎なし
- 六五第 5 爻
黄裳,元吉
素朴な衣を正中に着て、目立たず位置を失わない。主位に座る者はこの控えめさで事を成し、勢いで圧す必要はない。
原文の断辞吉
- 上六第 6 爻
龙战于野,其血玄黄
二匹の竜が広野で血が黒ずむまで戦い、終わりを越えてもなお張り続ける。今の代償は、もう一歩進めば消耗するだけだ。
用六
利永贞この柔順さを長く守り続けることがこの卦の本当の着地点だ。一時の逆転を図らず、余地は時が動かぬ側に立つことにある。
各爻が動いた先
一爻を反転させれば別の卦になる。その六つの行き先を並べた。