第 60 卦
水沢節
水上沢下
卦辞
亨。苦节不可贞水が沢の上にあり、岸がどれだけ通すかを決める。締めすぎた枠は内圧で破れ、数のない枠は何も測らない。
大象
沢は上の水を受け、岸が形を与える。数えられる枠だけが、守り続けられる枠。
六爻
下から上へ読む。動爻は本卦で一度、変卦でもう一度読む。
- 初九第 1 爻
不出户庭,无咎
始めに範囲を最小の部分へ狭め、手元にあるものだけを守る。代わりに外の機会はしばらく見えなくなる。
原文の断辞咎なし
- 九二第 2 爻
不出门庭,凶
位置は外へ踏み出すことを許しているのに、条件が整うまでとどまることで、かえって自分の時機を遅らせている。
原文の断辞凶
- 六三第 3 爻
不节若,则嗟若,无咎
限界を設けずに耐えられなくなるまで放っておくと、その後の後始末はかろうじて収めるだけになる。
原文の断辞咎なし
- 六四第 4 爻
安节,亨
主位に近づくとき、既にある決まりに沿って落ち着けば、争いを省け、常に警戒せずに済む。
原文の断辞亨
- 九五第 5 爻
甘节,吉;往有尚
手元に程合いを持ち、それを人が進んで従うように用いれば、その節度自体がさらなる任せを招く。
原文の断辞吉
- 上六第 6 爻
苦节,贞凶,悔亡
締めつけるべきでないところまで締めつけて節約する。締めつけるほど長く続けば収拾しにくくなるが、実際に緩めればその悔いは消える。
原文の断辞凶悔い消える
各爻が動いた先
一爻を反転させれば別の卦になる。その六つの行き先を並べた。