第 34 卦
雷天大壮
雷上天下
卦辞
利贞雷が天の上で鳴り、強い四爻がそろって押し上げる。これほど露わな力は誤用を招き、安全な使い方は自分の規則を保つ使い方。
大象
天の上の雷。前に何もない力。門のない雄羊は、壁に力を費やす。
六爻
下から上へ読む。動爻は本卦で一度、変卦でもう一度読む。
- 初九第 1 爻
壮于趾,征凶,有孚
足を踏み出そうとした瞬間、力はまだ足首にとどまっている。今進めば、代償は最初の一歩に落ちる。
原文の断辞凶
- 九二第 2 爻
贞吉
内卦の中央にあり、勢いはまだ抑えられる。力を中段にとどめ、先へ押し進めようと急がない。
原文の断辞吉
- 九三第 3 爻
小人用壮,君子用罔,贞厉。羝羊触藩,羸其角
小人はむき出しの力を障害にぶつけるが、君子は力を網の中に集めたまま外へ出さない。雄羊は頭を下げて垣根に突っ込み、角が隙間に挟まって、引くほどに締まる。ここまで来ると、力そのものが代償になる。
原文の断辞危うし
- 九四第 4 爻
贞吉悔亡,藩决不羸,壮于大轝之腹
垣根が押し開かれ、角が抜ける。だがその勢いはそのまま大きな車の腹へ流れ込み、車全体を膨らませる。破るのは容易いが、広い方へ向かう勢いを収めるのは難しい。
原文の断辞吉悔い消える
- 六五第 5 爻
丧羊于易,无悔
羊は畑の縁で気ままに迷い出る。追う必要はなく、ここを手放せば絡み合う力を省ける。
原文の断辞悔い
- 上六第 6 爻
羝羊触藩,不能退,不能遂,无攸利,艰则吉
角はまだ垣根に挟まり、退くことも抜けることもできない。残るのはただ一つ、辛抱強く少しずつ削ることだ。
原文の断辞利するところなし吉
各爻が動いた先
一爻を反転させれば別の卦になる。その六つの行き先を並べた。