第 43 卦
沢天夬
沢上天下
卦辞
扬于王庭,孚号,有厉,告自邑,不利即戎,利有攸往沢が天の頂まで上がり、切るべき柔らかい一爻が残る。これほど公な決断は開いた場所で告げる。扉の裏で片づければ、また生えてくる。
大象
水が天の上まで昇り、それ以上は昇れない。頂で告げたことは、静かに取り消せない。
六爻
下から上へ読む。動爻は本卦で一度、変卦でもう一度読む。
- 初九第 1 爻
壮于前趾,往不胜为咎
足が一歩を踏み出したばかりなのに、もう走り出そうとしている。力はまだ蓄えられておらず、その一歩は引き返せない。
- 九二第 2 爻
惕号,莫夜有戎,勿恤
夜に物音がすれば人を呼んで警戒する。声を上げれば胸のつかえもほどけ、いつまでも抱えていなくてよい。
- 九三第 3 爻
壮于頄,有凶。君子夬夬,独行遇雨,若濡有愠,无咎
頬を張りつめて膨らませ、その力はすべて顔に出ている。それでも一人で道に出て、途中で雨に降られ、衣服は濡れて体に張りつき、顔は熱くなり、足は止まらない。
原文の断辞凶咎なし
- 九四第 4 爻
臀无肤,其行次且。牵羊悔亡,闻言不信
座る所に無傷の皮が残っておらず、身を移しては一歩ごとに引きずる。誰かが羊を連れてくる。その向きに従えば悔いは消える。しかし言葉は耳に届き、彼は聞いても真に受けようとしない。
原文の断辞悔い消える
- 九五第 5 爻
苋陆夬夬,中行无咎
広がる草を抜くように、一本ずつ中間の地帯まで清めていく。清めるほどに、どこで止まるべきかが分かってくる。
原文の断辞咎なし
- 上六第 6 爻
无号,终有凶
最後まで叫んでも誰も応答しない。事はすでに取り返しのつく段階を過ぎてしまっている。
原文の断辞凶
各爻が動いた先
一爻を反転させれば別の卦になる。その六つの行き先を並べた。