第 1 卦
乾為天
天上天下
卦辞
元亨。利贞六本すべて陽。押し出す力は満ちている。守り通せば通るが、これ以上力を足すと形が壊れる。
大象
天は止まらずに巡り続ける。自分の勢いで回りはじめたものだけが、そのまま保たれる。
六爻
下から上へ読む。動爻は本卦で一度、変卦でもう一度読む。
- 初九第 1 爻
潜龙勿用
始まりの時、力はまだ下に沈んでいる。無理に引き出すより、抑えておくことが大切だ。
- 九二第 2 爻
见龙在田,利见大人
姿を現して人に見られる時は、場を一人で支えるより、位置を与えてくれる人を求めるのがよい。
- 九三第 3 爻
君子终日乾乾,夕惕若;厉,无咎
一日中力を込め、夜になっても気を張っている。突破の境目で、代償は休めないことにある。
原文の断辞危うし咎なし
- 九四第 4 爻
或跃在渊,无咎
深淵の縁で跳躍を試みる。進むも退くもまだ可能だが、頼れる確かなものがないのが難しい。
原文の断辞咎なし
- 九五第 5 爻
飞龙在天,利见大人
すでに高みに上がり、決める人と並ぶ。声は物事を定める人に届かねば、力は空しく散る。
- 上九第 6 爻
亢龙,有悔
頂点でなお上へと力を込める。行き過ぎた部分はすでに下りであり、振り返るのは遅い。
原文の断辞悔い
用九
见群龙无首,吉一群の龍が先頭を争わず、それぞれの速さで進む。主導を手放すことが、ここではうまくいく。
原文の断辞吉
各爻が動いた先
一爻を反転させれば別の卦になる。その六つの行き先を並べた。