第 30 卦

離為火Lí

火上火下

上卦と下卦
上卦火
下卦火
Lí
30/64

卦辞

利贞。亨。畜牝牛,吉

火が重なり、どの炎も燃えるものを要する。ここでの明るさは、掴んでいるものから借りていて、燃料が持続を決める。

大象

二つの炎が同じ地面から昇り、近くに立つものを照らす。燃料を外せば、二つは同じ時刻に消える。

六爻

下から上へ読む。動爻は本卦で一度、変卦でもう一度読む。

  1. 初九第 1 爻
    履错然,敬之无咎

    歩み始めは足取りが乱れる。まず立ち止まって進む方向を整え、急いで外へ踏み出さないほうがよい。

    原文の断辞咎なし

  2. 六二第 2 爻
    黄离,元吉

    中道の光を守り、偏らず無理に張らない。その落ち着きそのものが、最も確かな支えとなる。

    原文の断辞吉

  3. 九三第 3 爻
    日昃之离,不鼓缶而歌,则大耋之差,凶

    日は西に傾いてもなお無理を重ね、手を緩めて息抜きしようとしない。長引くほどに老いとみすぼらしさが現れてくる。

    原文の断辞凶

  4. 九四第 4 爻
    突如其来如,焚如,死如,弃如

    勢いが突然目の前に押し寄せ、激しく燃えてはすぐに消え、最後には捨て置かれたものだけが残る。

  5. 六五第 5 爻
    出涕沱若,戚嗟若,吉

    涙を流し、続けてため息をつき、支えきれない姿をさらけ出すことで、かえってその息が緩む。

    原文の断辞吉

  6. 上九第 6 爻
    王用出征,有嘉折首,获匪其丑,无咎

    事の終わりには手を引くべきで、首謀者だけを正し他を巻き込まなければ、後を引きずらずに済む。

    原文の断辞咎なし

各爻が動いた先

一爻を反転させれば別の卦になる。その六つの行き先を並べた。

このページは参照用。六回投げて一卦を得るなら起卦ページへ。

占う

経文は『周易』の原文(公有領域)で、ウィキソースの校訂版と照合しています。解釈は当サイトが書いたものです。 易占